元旦祭&除夜祭の開催
杉山神社の最も大切な新年を迎える行事です。
<大掃除>
初めの準備は、会員の皆さんが12月29日午前8時に神社境内に集まり、鳥居、手水舎、灯籠、神殿等の煤や塵を払い、神殿内の社や床等を清めるため拭き掃除を行い、さらに、境内の落ち葉、枝、ゴミ等の掃除を行います。
また、新年を迎えるため鳥居には、注連縄に紙垂(しで「和紙でできた飾り」)を取り付け、張ります。社の前の案(あん「桧造りの台」)の上に置かれた三方には、洗米、神酒、塩、鏡餅、海魚、野鳥(玉子)、野菜、果物、乾物等をお供えします。これら一連の作業は、心静かに新年を迎える準備です。
<除夜祭>
除夜祭は、一年を締めくくるお祭りとして大晦日の夜に行われます。当神社は、8年前頃に某世話人が深夜(0時ころか)に神殿の扉を開けたことから始まっています。
この一年を無事に過ごせたことを感謝すると共に、心身を清め、新しい気持ちで、新年を迎えるためのお参りで、当神社では、大晦日の午後11時ころに神殿や境内に明かりを点け、焚火を行い、振舞えの甘酒、菓子の準備してご参拝の皆さんをお待ちしております。午前0時の新年を迎えた時、遠く横浜の港からブァーン、ブァーンと汽笛の音が響き、凍える寒さにヒビが入り初詣が始まります。昨年は約140名の方々がお参りしました。
ご町内の皆さんも自由に参拝することが出来ますので、どうぞご家族皆さんでお参りされ、この一年を元気で健康にお過ごしください。奉賛会会員がお待ちしております。
昔も今も大晦日は、紅白歌合戦を楽しみ、真夜中から元旦の初日の出にかけ、眠らずに過ごす等除夜の鐘を聞きながら、初詣に出かけられる方も多いのではないでしょうか。
<元旦祭>
一年の始まりは、除夜・元旦詣でであり、当神社は、町内皆さんの1年間の家内安全、身体健康、商売繁盛等のお願いことを神前にされ、参拝者一年の穢れや厄払いをお参りとともに打ち払います。正月三が日は、神社の扉を開けて皆さんのお参りをお待ちしております。
なお、正月の三が日は、14日の「どんど焼き」まで古いお札や、お守り、注連飾り等をお預かりしております。