港北つなぎ塾での事例紹介
インターネットやSNS等を利用し、情報発信や情報共有を行い地域活動を発展・継続させようとする試みとして、区役所と新横浜新聞とが共催して「港北つなぎ塾」を開催されます。この中で「岸根町うぇぶ」が事例紹介の一環としてその概要を発表することになりました。以下にその内容を掲載します。
「港北つなぎ塾」は、2/9・23・3/2の3日間、午前9時から12時まで、区役所4階の会議室で開催されます。受講料は無料です。興味のある方はご出席ください。
「港北つなぎ塾」事例紹介
「岸根町うぇぶ(https://kishine.net/)」の概要
1.WEBサイトの設立
(1)目的は ①活動内容の見える化による理解の促進。
②町内会活動に於いては、第3の広報手段の確保。
(2)運営は「岸根WEB運営委員会」
①目的は、「岸根町うぇぶ」の円滑な運営。
②メンバー構成 ◆町内会;7名 ◆奉賛会;2名 ◆消防団;2名 ◆囃子連;1名
③開催頻度 4回/年
④主な内容 ◆WEB管理者からのアクセス解析等状況報告
◆運営上の課題解決 等
2.WEBサイト設立の経緯と現状
(1)町内活動団体が抱えている課題やニーズ
①活動内容を多くの住民に知ってもらいたい。
②会員・仲間・担い手を増やしたい。
③時代認識(ぼちぼちインターネットの時代だよね!) 等々
(2)経 緯
◆H28/1頃 専門家(町内に在住し、地域活動にも参加している人)にアウトライン設計を依頼。
◆H28/3頃 町内会理事会にて提案し賛同を得る。
◆H28/5 町内5団体で検討会を開催し賛同を得る。
6月に検討会を「岸根WEB運営委員会」に名称を変更。以降、毎月委員会を開催し準備を進める。
◆H28/9/29 完成し公開する。
(3)サイトの現状(H30/12現在)
①公開(H28/10)以降のアクセス状況
◆ユーザー数 ; 9,732人(360人/月)
◆セッション数;17,625回(653回/月)
②推 移(月毎)
3.課題や苦労話など
(1)立ち上げ(公開)まで
①アウトライン設計が良かった。
②コンテンツの作成・・・基本的には各団体が作成する。
・幸いにも各団体には、データ化された資料が蓄積されていた。
③立ち上げ費用の捻出。
・費用の85%は町内会が負担。(予算措置をしていた)
④セキュリティーの確保。(特に個人情報)
・連絡先や映像の掲載
(老人クラブの掲載は取り止めた)
・サイトに係るセキュリティーはWEB管理者が確保。
(2)サイトの更新等運営上のこと
①サイトへの情報掲載可能者は運営委員の12名。
・情報掲載可能者の拡大と情報の質の確保。
②様々な試み
・行事への参加者募集案内と回答(片方向から双方向へ)
・他者との協働(県立岸根高クラブ活動との協働)
(3)今後の課題
①サイトの信頼性向上とタイムリーな情報掲載。
②お役立ち情報の選択掲載。
・子育て中のママさんからは「あまり面白くない」
③ユーザー数の拡大。 360人/月 ⇒ 1,000人/月へ
④認知度の向上。⇒ 住民の60%以上が見ている。
⑤有料バナーの掲載 ⇒ 運用費用の捻出