防災・減災研修会に参加しました。


 今月6日と20日の2日間、横浜市民防災センターで開催された、横浜市総務局危機管理室の主催による「防災・減災研修会(応用編)」に参加しました。この研修会は、昨年7月に開催された基礎編に続くものです。当日は、市内の各自治会町内会から約80名の方々が受講されました。岸根町では、「発災時に有効な防災組織の構築」がここ数年来の懸案事項となっていますので、これに役立てたいとの思いで参加した次第です。

 主な研修会の内容は次の通りです。

<9/6>  1.地域づくりの5つのステップ(講義)

       2.これから地域でやることを考えよう(講義)

       3.自主防災組織のつくり方とリーダーの役割(講義)

       4.自主防災組織のリーダーの役割と災害時の活動を考える(グループワーク)

<9/20> 1.自助・共助を地域で啓発しよう(講義)

       2.防災・減災に向けたまちづくりや施設整備への支援について(講義)

       3.発災時の対応を考えよう(グループワーク)

 受講後の感想は以下の通りです。

◆昨年の基礎編を踏まえ、よく練られた研修会であったと思います。できれば、町内からも多くの方々に受講いただき、防災・減災に 関する知識を学んでいただき、岸根町の自主防災組織の構築に力を発揮してもらいたいと思いました。

◆自主防災組織は、現在のように町内会の関係者が組織するのではなく、町内全体を見渡せる独自の組織を構築しないと、発災時には機能しなくなることがグループワークで体験できた。同時に、発災時の対応手順も確認することができた。

◆地域防災拠点との関係では、城郷小学校の拠点はいかにも遠すぎるので、近くに「いっとき避難場所」を確保し充実させる必要性を大いに感じた。(冊子「防災よこはま」による被害想定(元禄型関東地震(M8.1 最大震度7))を、単純に岸根町に当てはめると、岸根町で発生する避難者数は、約600人強となります。)

◆この研修を通じて、岸根町としての自主防災組織の立ち上げを早期に実現させる必要性を感じ、今後、皆様の絶大な協力を得たいと思いました。      

(浜田記)