大晦日のお参り「除夜祭」
境内は、焚火、水銀灯、裸電球が灯火されて、鳥居や社殿が闇の中に浮かび上がっている。
午前0時、港から聞こえる汽笛の音を合図に初詣が始まった。真夜中の寒さは感じないような温かい新年を迎えた人々が次々にお参りし、また、”明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。”等と新年のあいさつが顔知り、見知らぬ者同士で交わされている。
また、奉賛会が前夜から振舞いとして準備していた甘酒やミカンを受け取る等除夜参りの雰囲気を楽しんでいる。その姿は、人々を迎えた喜びでもあった。